高エネルギーなイベント
主な行事
現在はコロナ禍で中止していた多くの行事を再開し、対面形式あるいはオンライン会議との併用によるハイブリッド形式で開催しています。研究会
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日本物理学会(秋/春)
毎年、秋・春の2回開催されます。 1講演10 - 15分の時間が与えられ、自分の研究成果を発表します。 毎回多くの学生が参加し、多くのM1の人にとって大舞台での初トークになります。 日本各地の大学で持ち回りで開催され、期間は約1週間ほどです。 2024年度は9/16-19に北海道で対面開催、2025/03/18-21にオンラインで開催されました。
様々な分野の人が参加する大きな会合なので、現在行なわれている研究について広く知ることが出来ます。 日中は他の方の講演に耳を傾け、最新の研究成果、新しい発想などを聞きことができます。 夜は他大学の人も含めた食事会が開催されることが多く、 普段はなかなか合うことのできない遠方の仲間と、その地の名産品や酒を飲みながら 語らうことができるのも大きな魅力の1つです。 -
国際学会
研究発表の場は日本だけではありません。 研究成果をお披露目しに海外にいったりもします。 ヨーロッパ、アメリカはもちろん、ブラジル、南アフリカなどでも開催されています。 会期は1週間ほどです。毎年だったり、隔年だったりと開催年/時期は学会によってそれぞれです。 京大からも多くの学生が参加しています。
2024年度は6月にミラノで"Neutrino2024"、横浜で"SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation 2024"、 7月にシカゴで"NuFact2024"、チェコで"ICHEP2024"、11月にミラノで"CMB-CAL"、2025年2月にオーストリアで"VCI2025"が開催され ポスター発表や口頭発表を行いました。高エネメンバーは学生のうちから世界で活躍しています。 -
春の学校
5月下旬に開催される学校です。 琵琶湖畔の眺めのよい場所で行われます。 M1の参加者も多く、他大学で同期の友人を作る良い機会ともなっています。
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三者若手 夏の学校
素粒子論・原子核・高エネルギーの3分野合同で行われる夏の学校です。学生主体で行われるイベントです。 近そうで遠い隣の研究分野の研究内容を知ることができる良い機会です。 開催地は毎年異なりますが、どこかの避暑地的な所で行われます。 2024年度は志摩で開催された天文・天体物理学若手夏の学校に高エネメンバーが参加しました。
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粒子物理コンピューティングサマースクール
毎年7月下旬にKEKで開催されるソフトウェア技術の合宿です。将来の加速器実験を担う若手育成を目的として C++やPythonを始め、GPUプログラミング、検出器シミュレーション、分散コンピューティングの基礎を学びます。 サマースクールでは計算機の基礎的な仕組みとコンピューティングの最新技術を講義形式で学ぶほか、各人が設定した課題を 4日間の実習を通じて徹底的に学びます。ATLAS実験やBelle II実験のグループメンバーには専門のソフトウェア講習も用意されます。
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ICEPPスキーシンポジウム
東京大学素粒子センター(ICEPP)主催のスキーシンポジウムです。長野県の白馬にて行います。 全国から素粒子物理を中心に様々な分野の学生が集まり、 昼はゲレンデに繰り出し、夜はセミナー&お互いの研究発表、その後は飲み会を行います。 発表も学会に比べ長めの時間がとられており、お互いの研究についてより深く議論することが出来ます。 「発表、スキー、飲み会」が連日続くので、体力的にはなかなかハードですが、とても楽しいシンポジウムです。 M1からでも気軽に参加することができ、いろいろなところの人と知り合いになれるいい機会です。
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FPGAトレーニングコース
2月中旬に九州大学が主催するFPGA (Vivado)の講習会です。2日間の実習でVivadoの基本的な書き方を勉強します。 シミュレーションツールを使って設計した回路の信号遅延を評価することでFPGAのコーディングの仕方を学びます。
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集中講義
外部から講師の方をお招きしてその分野に関する講義をしていただきます。 毎年、学生が中心となって聞きたい講義を決めます。 講義後には講師の先生を取り囲んで懇親会も行います。 2024年度はマルチメッセンジャー天文学について千葉大学の吉田さんに講演していただきました。
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博士論文公聴会
博士号(PhD)の学位を取得するためには,これまでの研究成果をまとめた博士論文(通称"D論")を執筆し、 その内容を発表して審査を通らなければなりません。これが博士論文公聴会です。 2024年度には三野さんの博士論文公聴会が行われ、博士号の取得が決まりました。
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教室発表会
毎年3月に行われます。 物理学第二教室の各研究室の1年の成果を発表しあいます。 隣の研究室であっても普段近くにいながら何をやっているのなかなかかわからないものですが、 教室発表会はまとまった話を聞けるいい機会です。
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コラボレーションミーティング
各実験のコラボレータ(共同研究者)が一同に集まり、進捗・成果を報告するミーティングです。
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スクール/ワークショップ
各分野のスクールやワークショップも随時開催されています。
研究室懇親会
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新歓 / BBQ / 忘年会
コロナ後は新歓BBQを5月のGW明けに行っています (右写真)。 新しく研究室にやってきたM1のために毎年開いています。 まだ慣れない研究室生活の中、普段とはうって変わって盛り上がり、 賑やかな雰囲気にM1の人達もすぐ溶けこめるのではないでしょうか? お酒を飲む人も飲まない人も和気藹々と楽しい雰囲気になっています。
忘年会は12月末に行います。 例年M0の学生も誘っているので、おそらく研究室の多くの先輩と顔を合わせる最初の場になるのではないでしょうか? M2の人は修論の執筆をそろそろ開始しなくてはいけないほど忙しくなる時期ですが、 そんなことも忘れて(?)盛り上がっています。 因みにM0に自己紹介をしてもらっていますが、ここでのアピールの仕方如何で 今後の研究室に於けるキャラが決定されるとかされないとか。。。 -
関西高エネ花見 / 芋煮会
京都大を始め、神戸大、大阪大、大阪市立大、奈良女子大等の関西の高エネルギーグループの集まりです。 4月に、神戸大・京都大・大阪大が持ち回りで主催する花見が行われます。
2024年度は神戸大学で花見をしました。2025年度は京大主催で宝ヶ池公園で花見をする予定です。 10月には、奈良女子大主催の芋煮会が木津川河川敷にて行われます。
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研究室合宿
毎年夏、研究室のメンバー全員で京都を離れ、合宿を行ないます。 どこに行くかはその年のお楽しみです。 山登りをしたり、海水浴をしたり、聖地巡礼をしたりと様々です。
2016年度は素粒子物理関係のカルタ大会が行われました。 カルタはこちら (excel形式)。
過去の合宿では、以下のところに行っています。 - 2018 : 飛騨・高山
- 2009 : 淡路島
- 2010 : 城崎温泉
- 2011 : 吉野山
- 2012 : 白浜
- 2013 : 熱海
- 2014 : 伊豆
- 2015 : 白浜
- 2016 : 香川
- 2017 : 天橋立
- 2019 : 小豆島
- 2023 : 白浜
- 2024 : 志摩
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修士論文/博士論文お疲れ様会
2月頭くらいに行います。

その他
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KEK/J-PARC見学
例年5月の連休前後にM1が茨城県つくば市のKEKと茨城県東海村のJ-PARCの実験施設を見学します。 最新の実験装置に加えて実際に現場で実験をしている上級生を見て、実験グループの雰囲気を感じることができます。
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ローレンツ祭 / オープンキャンパス
例年6月に学部生を対象としたローレンツ祭、 8月には高校生を対象にオープンキャンパスが開催され、 各研究室が趣向を凝らして自分たちの研究室の魅力を語ります。 本研究室も研究室紹介・実験展示を行なっています。
当日使われたスライドはこちらから見ることができます。 -
京都大学アカデミックデイ
例年9月に時計台で開催しているアウトリーチ活動です。宇宙や素粒子に馴染みの無い人にも 素粒子実験/宇宙観測の魅力を伝えたい、という思いで本研究室からも参加しています。 年齢を問わず実験物理学の面白さを知ってもらうのがモットーです。 2022年は京大の150周年記念とも重なりロームシアター京都で活動を行いました。 2024年は京都市役所前の地下街にあるゼスト御池で活動しました (右写真)。